心音

田中流写真展【／】

私も人形のお写真を撮っていただいていたりと、お世話になっている田中流さんが、9月に個展をされるそうです！

田中流写真展【／】
［会期］
9月11日（木）～19日（金）
12：00～20：00
最終日は18：00まで
※17日は定休日です！

［会場］
画廊・珈琲 Zaroff
http://www.house-of-zaroff.com/





私の人形も会期中、ちょっぴり展示させていただく予定です。
可愛いものや、ちょっぴり不思議で綺麗なものがお好きな方は是非是非遊びに来てくださいませ♪

10体目過程

この子も設計・大まかな造形をしたところで、物凄く迷走してしまったために、長らく放置していました。そのせいか、なんだか不貞腐れているようなお顔。


やっとこさ再着手。・・ワイッ！


なぜこんな不完全な形をしているのかというと、今回はこのような↓ポーズのイメージが先にあったからです。
(今回の展示ではそうなっていませんが、このポーズをさせて真上から彼女を見おろすのが、彼女の正しい鑑賞方になります。)


個人的にお洋服を着せたり動かしたりできるものに愛着が湧くので、今回も少しだけ可動します。

また、今回は珍しくタイトル的なものが秘かにあるのです。
「その鳥は生まれつき羽が生えていなかった」

・・恥ずかしい。流石にブログ記事のタイトルにはできませんでした。
ここを読んでくれた方はそっと察してやってください。
(くれぐれも本人の前でこの呪文を唱えないように。)

塗装直後。9体目さんと一緒に。
とっても眠そう。疲れたのね。


そしてメイク&髪貼り後
今回は初の困り眉&1体目以来の前髪ぱっつんにしました。
前髪ある子も大好きなのに、なぜか1体目を除いて、ワンレンばかりだったという・・。
　

「う・・、苦しい。首が締められる・・」と言われているような。
首ついてませんが。


写真では分かりづらいかもしれませんが、瞳をウルウルさせてみました。
教室展に来てくださる方は、是非覗いてみてくださいませ。
泣き虫ちゃんなので、抱っこされてのお披露目となっております。

9体目過程

現在、ツイッターのアイコンになっている子です。


9体目は、なるべく「怖い」とか「気持ち悪い」という要素を抑えた、可愛い人形を作ろうと思いながら作りました。しっかしこれがとんでも迷走。10体目同様、どうしていいかわからずに半年ほど放置しました。


再開しようと、ぐりぐり作り直し中。
迷いのせいか顔も全然うまくできませんでした。
ちなみに、この時は9体目を困り眉にしようと思っていました。


はいはい、そうだよねー。私の人形が私の言うことを聞く訳がなかった。
安定のドヤ顔に納まりました。


10体目も9体目も全然言うことを聞かないのでにわかに現実逃避気味の時、この人から無言の圧力を感じたりも・・。
もう絶対困り眉は無理だこれ。


油彩フェーズ。何を思ったかアルコールを片手にしっぽりと徹夜。
最近どんどん弱くなっているような気がします。悲しいですね。
　

髪貼りフェーズ。まだすっぴん状態。
この写真ではよくわかりませんが、今回は初のツインテール&久々の前髪ということで、ちょっぴり苦心。


お化粧フェーズ。
最近、人形のお化粧って大事だなと思っています。
肌色スキンヘッド状態だとそんなに異和感ありませんが、濃い色の髪を貼ったりお洋服を着せたり、展示会場に置いたりすると、もっとお化粧濃くてよかったな！と思うことが多くて。
　　


洋服フェーズ。
・・時間がなくて写真が撮れませんでした。
初めてサスペンダーを作ったのですがサスペンダーってそもそもどうなってんだっけ？と。

そして搬入。
2Fのベットを占有♪ 左の帽子とくまさんたちはお店の売り物です。
9体目はこのお部屋が至極気に入った模様。


この素敵空間のお陰で、9体目10体目はいつもよりもちょっぴり怖くない、少女らしい雰囲気になれたのではないかと思います。
是非、遊びに来てくださいませ。

会場　：　アンティークショップ・ジェオグラフィカ
〒１５３－００６５　東京都目黒区中町１－２５－２０　tel 03-5773-1145
会期　：　２０１３．１１．２．sat－１１．１０.sun　　Hours 11:00~20:00 無休

近況

ツイッターばかりでなかなかこちらはおろそかになっていますが、久しぶりの告知や近況報告になります。
まずは告知です！

【ピグマリオン３０周年記念人形展】
会場　：　アンティークショップ・ジェオグラフィカ
〒１５３－００６５　東京都目黒区中町１－２５－２０　tel 03-5773-1145
会期　：　２０１３．１１．２．sat－１１．１０.sun　　Hours 11:00~20:00 無休
　

こちらの教室展に参加します。
先生たちの卓越した作品や、現在活躍中の生徒たちの作品はもちろん、見たことのない不思議で可愛い人形たちに沢山会えます。
普段、あまり展示を出していない方の作品も見ることができるので、新たな出会いがあるかもしれません。
今回も濃い教室展となりそうですので、是非遊びに来てください。
ジェオグラフィカさんの素敵な家具たちに紛れて、人形たちがお待ちしております。
また、「DMが欲しい」という方がいらっしゃいましたら、お手数ですがこちらのページより、ご連絡くださいませ。

以上、告知終了！

8体目過程

８体目は初の１ｍ超えの人形を作成しました。
制作中の写真もちょこちょこ撮っていたので、今回は８体目の作成絵日記的な感じになります。
前半はツイッタと被っておりますが、どうぞ生温かい目で見てやってくださいませ。


[少しずつ作成した日記]

・○月×日　まだ、人だった頃。
　　

・○月×日　角が生えました。ニョキニョキ


・○月×日　初めて歯を作りました。


・○月×日　自立したよ。重い。


・○月×日　ちょっと落書き。(現実逃避)


・○月×日　塗装(胡粉)。へろへろ。
　私はこの子が孵化する前に、生気を吸われ尽くしてしまうのではないかと、ぼんやり思う。
　この時は悪魔かなんかに見えた。


・○月×日　油彩＆髪貼り直後のすっぴん時代。
　まだ顔色も優れず、なんとなく暗い。


・○月×日　お化粧！この頃、目黒川ではちょうど桜が満開でした。


・○月×日　そして完成！！
　

　腕も付けて、ちゃんと立たせてみました。
　制作中は何となく秘密にしていましたが、この子は一面二臂なのでした。
　(ヱヴァQの13号機を見たときは一人で勝手に「おそろいだー！」と思っていました。)


・４月６日　そして現在の展示に至ります。
　

この写真↓が、個人的に一番気に入っています。


ちなみにこの８体目は身長が１３０弱で、ラドール(石塑粘土)を２０個くらい使いました。
実際は盛ったり削ったりしながら作成しているので、個人差・個体差はあると思います。
制作の改善点は沢山ありますが、大きな人形を作るのは楽しかったです。
立たせると普段の人形たちよりも目線が近くて、それがなんだか嬉しかったり。

この８体目は今週の金曜日(4/12)まで、初台の画廊Zaroffさんで展示していますので、もし興味を持ってくださった方は遊びに来てください！