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ケタケタケタケタ

2010/08/30 20:46
嫌な夢を見たのですわ。
一人旅で、珍しく日本のどこかよく知らない山に登って、その頂上に記念のガチャガチャがあったんです。
それを見て、ふと思い出したのですけど、今朝の占いでトカゲの抜け殻を手に入れるといいと、確かニュースのお姉さんが言っていたのでしたわ。
それで、ガチャガチャをみると見事景品の一つにトカゲの抜け殻がありましたの。
別にまぁ当たらなくとも、そうね、験担ぎのつもりでそのガチャガチャを回しました。
そのガチャガチャは一回で二つ景品がでるようになっていて、一つめは、なんだか腸のような色をした、ぬめぬめと気味の悪い虫が入っていたのです。
しかして、それはカプセルに入っていましたし、とりあえずその一つを手に取って、二つ目のカプセルを機械から取り出しました。
二つ目は、トカゲの抜け殻でした。

何故だか、その時つうと冷や汗を掻きました。
手に持っている一つ目のカプセルの中の生き物について、急に怖くなりだしたのです。
それは確かにしっかりとカプセルに入っているはずで、これはまったくの杞憂に過ぎないのですが、突然それを持つことに耐えられなくなって投げ出してしまいました。
たった一瞬のことでしたが、気付けばどうやら二つ目のカプセルも投げ出してしまっていたようでした。

験担ぎのつもりが、一度それを手にしたことにより少なからず執着心が芽生えたと見えて、投げたことがわかると心臓がキュンと締め付けられました。
ただ、勿論無くても構わないものだということはわかっていたので、意識は至極正常でありました。

なに、今さっき買ったばかりのガチャガチャの景品を探すことはちっとも不自然なことではありませんし、この程度では執着しているとも言えないでしょう。
私は這いつくばってガチャガチャの下を覗き込みましたの。
すると、すぐ近くに一つ目のカプセルが落ちていました。それは相変わらずただのカプセルでありましたけど、手を伸ばせばすぐにでも噛み付いてやると言わんばかりに威嚇しているように思えました。
ええ、ええ、これはまったくの杞憂なのでございます。
カプセルにはヒビも入っていないようですし、虫もそこにきちんと収まっていました。
ですが、反射的に手放すようなものをわざわざ再び拾う必要はないだろうと判断し、その存在は放っておいて、二つ目のカプセルを探すことに専念しました。

ガチャガチャの下にも、他の観光客の足元にも、二つ目のカプセルは見当たりません。
もうそれは、どこにも無くなってしまったようでした。

とても悲しくなりました。
もともと見付つけるつもりもなかったのに、今ではとても悲しくなって、意識だけが必要ないんだとアラートを告げていました。


‥…。
ああ、嫌だ。つまらない気分になってしまったわ。
まるで肋骨に雨雲でも飼っているようよ。
うふふ、さてと少し歩きましょうか。
程なく私の小鳥ちゃんが肋骨の檻から出して出してと小さく囀るのでしょうね。
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